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オーバークロック

パソコンのCPUやメモリの能力を定格以上で動作させる方法です。電子部品はある程度の耐久 性を持たせる為、余力を隠して生産されています。部品に定格以上の電圧をかけて処理速度を 速める方法です。車の改造でいう所のブーストUPみたいなイメージです。安全マージンを削って 能力を得るこの方法は、あまりお勧め出来かねますがコストパフォーマンスは無料?(電圧かけた 分の電気代のみ)です。演算処理能力と引き換えに高熱による耐久性の低下や電子回路が焼切 れたり、電気代がかかるというデメリットもあります。

とても簡単です

オーバークロックと聞くと難しいと思われがちですが、知識と少しだけの勇気があれば意図も簡単 にできてしまいます。CPUの仕組みは(Baseクロック×倍率)になっている為、その辺りの数字を変 える事でオーバークロックする事が可能です。CPUやマザーボードによっては倍率の変更ができ ない物がある為、一般的に用いられる方法は、Baseクロックを上げる方法でしょうか。
マザーボードのメーカー別に違いますが、簡単にオーバークロックできるツールがあります。ASUS だとAI Suiteというソフトがバンドルされています。AI BoosterのFSB値を変更する事で簡単にでき ます。Core2Duo E6750の定格は(333×8)=2667MHz  下は(400×8)=3200MHz
Baseクロックを上げる事によってメモリ自体もオーバークロックになりますので、注意が必要です。

測定

定格とオーバークロックでどれ位の差が出るかテストしてみました。画像縮小で文字が潰れてしま いましたが、頑張って見てください。
テストに使用したベンチソフトは『3DMARK’06』 で、データはCPU-Zと温度表示がCPUIDです。

まずは定格 CPUクロックが2.66GHz メモリクロックが800MHz

次に CPUクロックが3.0GHz メモリクロックが900MHz

最後が CPUクロックが3.2GHz メモリクロックが960MHz

クロックを上げるもちろんスコアも良くなり、その分CPU温度も上昇しています(室内温度は21℃)。 これ以上は試す勇気が無く断念しました。とりあえず3.0GHzで常用する事にしました。これ以上の スペックを求めるならCPU買い替え、もしくはマザーボード交換してCore i7という選択が無難でしょ う。

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